パニック障害、社交不安障害(社会不安障害)等でお悩みの方へ
パニック障害、社交不安障害(社会不安障害)などの不安障害でお悩みの方、ご相談ください。
あなたの回復を心と体の両面からサポートさせていただきます。
⇒不安障害は心の轍(わだち)
⇒きっかけと不安を切り離すこと
⇒治そうとすると治らないパラドックス(近日追加予定)
⇒体からのアプローチはなぜ有効か?(近日追加予定)
⇒インタビュー(社交不安障害、30代男性)
⇒インタビュー(パニック障害、20代男性)
⇒私自身の体験記はこちら
○ 不安障害は心の轍(わだち)
不安障害は心にできた轍(わだち)です。
ちょうどレコードが特定の場所で針飛びを繰り返して、先に進めなくなってしまった状態に似ています。
はじまりは僅かなホコリや小さな傷が原因だったのかもしれません。
けれども同じ位置で針飛びを繰り返すうち、次第にレコード本来の溝とは異なる「轍」のほうが深くなって、本来の溝に戻れなくなってしまった・・・これが不安障害の状態です。
レコードはモノですから、いちど刻まれた轍を取り除くことは難しいでしょう。
でもそれが心の轍であればどうでしょうか?
○ きっかけと不安症状を切り離すこと
人間の想像力は偉大です。映画や小説をみてもわかる通り、我々の心はその気になれば、この世に実在しない魔物の姿さえありありと描き出すことができますよね。
あるいはホラー映画をみた夜に、トイレにいきたくなってもなぜか必死で我慢したり・・・。
人混みや電車など、それまで何でもなかった日常の場面に、不安や恐怖を感じてしまうことも、これと似ているかもしれません。
発作を経験して間もない頃に、病院で検査を受けてみたものの、何ら異常は見つからず・・・こんな経験をお持ちの方も多いことでしょう。
不安障害の発作は、あるときたまたま経験した緊張や心身の不調に対する不安感が、何度も反芻され、記憶に定着するために起こります。
通常なら気にも止めないほどの、わずかな身体の違和感、ごく自然な緊張感、ちょっとした心の動揺に直面するたびに、過去の記憶が呼び起こされ、実際に発作となってあらわれるのです。そのたびにますます記憶は強化され、神経も過敏になって、より刺激の少ない無難な環境に身を置くようになります。
しかし皮肉なことに刺激の絶対量が減れば、感覚はいっそう鋭くなり、より小さな刺激にも敏感に反応するようになりますから、行動範囲はますます狭まって、もはやちょっとやそっとの覚悟では、この負のスパイラルから抜け出すことが困難になってしまいます。
不安と恐怖でいつのまにか築き上げてしまった城。だけど身体に異常が見つからないのなら、その城は根拠のない「砂上の楼閣」に過ぎない、と考えることもできるかもしれません。
一番最初に発作のきっかけになった体験と、今あなたが感じている不安や恐怖の根っこは、本当に同じモノですか?
○ 社交不安障害(社会不安障害、SAD)で来院された30代男性へのインタビュー
1.どのような症状でお悩みでしたか?
ときどき異常な緊張感を感じ、やたらと汗が出ました。また全身が酷くコリ固まったようになり、辛かったです。
2.これまでどんな治療を受けてこられましたか?
メンタルクリニックでの投薬治療が主です。いろいろと試した結果、デプロメール(注:SSRIの一種。SSRIについてはこちらを参照ください)に落ち着きました。服用を続けることで、症状は出にくくなったのですが、副作用なのか、吐き気、胸のつまり感、明け方に咳込むなど、別の症状に悩まされるようになりました。(注:服用量MAXまで増加した時期もあったようですが、現在では断薬にも成功されたそうです)
鍼灸や按摩にも通いましたが、多少楽にはなるものの、根本的に改善されたという感じにはいたりませんでした。
そんなときに有風庵のHPをみつけました。先生ご自身の体験記を拝見して、この先生なら自分の症状についてもよく分かってもらえるんじゃないか、と思い、さっそく伺いました。
3.施術を受けはじめてからの経過をお聞かせください。
まず最初の施術で、それまで長い期間続いていた緊張が、一気に抜けたような感覚を体験することができました。薬でもある程度、緊張は抑えられますが、それとは違い、全身が自然にリラックスしていて、昔の感覚に戻ったみたいでした。
数回の施術で胸のつかえや咳も出なくなり、さらに続けて施術を受けることで、リラックスする感覚がより体に定着していきました。
今では日常生活にも特に支障がない状態で、おかげさまで仕事にも全力投球できるようになりました。
また施術後に教えて下さるセルフエクササイズを続けるうち、身体がとても柔軟になり、先日、久しぶりに実家に帰省したら、家族にも「随分と姿勢がよくなったねぇ」と驚かれました(笑)
先生は、いつも親身に相談にのって下さるので、安心して通うことができます。心と体の両面から、トータルでケアしていただけるところは、意外と少ないのではないかと思います。
インタビューは以上で終了です。ありがとうございました。
○ パニック障害(PD)で来院された20代男性へのインタビュー
1.どのような症状でお悩みでしたか?
体調を崩して入院後、暫くしても体力・体調とも元に戻らず、さらに外出の際にめまいや極度の疲労を感じるようになりました。心療内科にかかり、ようやく「パニック障害 Panic Disorder(PD)」との診断を受けました。投薬で症状は緩和したものの、体のコリや疲労感が強く、全身のケアが必要だと感じていました。
2.これまでどんな治療を受けてこられましたか?
まず入院中はひたすら投薬と安静でした。吐き気が酷かったため消化器内科の担当だったのですが、いくら検査をしても原因不明と言われ、薬の効果も全くありませんでした。精神科医にも診て貰いましたが、やはり原因不明と診断され、衰弱したまま退院しました。「しんどい」としか言えないような、ほとんど寝たきりの状態が続いていました。
帰宅後は西洋医学から東洋医学に切り替えるつもりで、整体と漢方を試しました。整体のおかげで消化器の調子は良くなったのですが、なお不安感や憂鬱感が強く、外出はままならない状態でした。西洋医学への抵抗はあったものの、整体だけでの回復にも限界を感じ、心療内科を受診。そこでパニック障害との診断を受けました。診断後は主に投薬とカウンセリングを受けてきました。
そうして整体と心療内科での治療を両立しはじめたのですが、どうしても上京せねばならず、東京近辺でパニック障害等に理解ある整体院を探していたところ、有風庵に出会いました。
3.施術を受けはじめてからの経過をお聞かせください。
当初は月3〜4回ペースで通院し「施術」と「セルフケア」の二本立てで指導を受けてきました。
まずはじめの数回は施術とセルフケアの指導を含めて2時間以上、時間をかけていただきました。当座の問題である身体の強張りや疲労は施術後にはたいへん楽になりました。
またセルフケアの方法をたくさん紹介していただき、日常生活で少しずつ実践してきました。面倒くさがりなため、サボってしまう日もありましたが、パニック障害の症状は徐々に改善してきていると感じています。当初は有風庵まで通うのも不安だったのが、現在ではほとんど平気になりました。
さらに副次的な効果もありました。特にストレッチ指導のおかげで身体の柔軟性はかつてないほどです。体調を崩す以前からあった腰痛も回数が減り、軽いものならば自分でケアする自信もつきました。
4.有風庵の魅力
二つあります。いずれも有風庵への信頼と、先生に身を委ねることができるかどうか、という点に関わっています。
(1) 施術方針
まず一つめは有風庵のコンセプトです。理論的アプローチとカウンセリング的アプローチに加えて、患者の自助自立、つまり自ら痛みやコリのない身体を作ってゆけるサポートを掲げている点です。患者が自立してしまえばその分顧客が減るわけですが、それでもなお、患者の自立のためのセルフケア指導に力を入れておられる点に信頼を感じます。
(2) 西洋医学への寛容さ
また西洋医学を全否定されない点も私には重要でした。実は以前お世話になっていた整体の先生は西洋医学、特に精神医学的アプローチに良い顔をされませんでした。整体や漢方など東洋医学に従事されている先生にはそういった方が少なくなく、またインターネット等でも抗不安薬やSSRIを強く否定する見解が見受けられます。
しかし私のように、どうしても完治までゆっくり休む余裕がない、通常の生活を送りながら回復に努めるしかない方は少なくないと思います。また症状が重く、とにかく早く苦しみから逃れたい、という方もいらっしゃるでしょう。そういった患者にとって、西洋医学の、特に薬物療法の全否定は「厳しすぎる」ものです。
先生ご自身は整体をメインに回復されたそうですが、このような患者の苦しみを理解し、薬物療法をのっけから否定されない点に信頼を置くことができました。
5.通院のコツ
これも二点あげさせていただきます。
(1) 施術だけに頼らないこと
まず一つめは、施術に頼りすぎないこと、ではないでしょうか。患者がいつまで経っても施術に足繁く通うことは先生ご自身が目指されている方針と異なります。ある程度まで身体が回復してきたら、できる限りセルフケアに取り組んでみることが患者に望まれている、そういう整体院だと思います。
またかつての私のように精神医学的なアプローチ(投薬等)に不安を覚える方は、まず有風庵の整体で楽になって、それから心療内科等を頼ってもよいように思います。何か一つに偏るのではなく、「施術+α」を試みることで、より早く、かつ経済的に症状を緩和させることにも繋がると思います。
(2) コミュニケーション
先生がPCを活用されていることもあり、有風庵は先生=患者間で比較的スムーズに情報のやり取りが可能です。
そこで私は、予約の際や施術の前日にメールで症状を伝えておきます。特に疲労やコリの強いところをお知らせし、当日は重点的に施術していただいています。 自分の思ってもいないようなところがコリや疲労の原因だと教えていただくこともあり、それが整体の魅力でもあります。ただ、やはりより満足の得られる施術を受けたい方は、簡単にでも事前・事後にコミュニケーションを取っておくことをお勧めいたします。
世の中にはたくさんの整体院がありますが、パニック障害や心の不調に理解のあるところはまだそれほど多くないようです。西洋医学では使われなくなった概念をベースに施術をしていたり、先に述べたように西洋医学全否定の先生もいらっしゃいます。そういう意味で、ここまで辿り着いたパニック障害の患者さんは幸運です。多様な選択肢のひとつとして、有風庵を試してみてはいかがでしょうか。
インタビューは以上で終了です。ありがとうございました。
